ニューヨーク大学で開催されたゲームショウ「The NYU Arcade」に行ってきた
ニューヨーク大学(通称:NYU)にて新進気鋭のインディーズ系ゲームアプリデベロッパーたちが、自分たちのゲームを発表するプチゲームショウ的なイベントがあったので、見に行ってきました。無料でした。
ちなみに、NYUにはGame Center(ゲームセンター)なる場所があり、なんとそこは学生たちがゲームについて学んでいる場所なんです!ゲーム学部という感じ。
ちなみにNYUの本キャンパスはマンハッタンにあるのですが、ゲーム学部はブルックリンに隔離されていますw
The NYU Arcade (NYUアーケード)
どんなイベント?
ニューヨーク大学のゲームセンターなる場所で開かれました。
出展者は学生だけというわけではなく、自分たちのアプリを世の中に知らしめたいという人や、かなり新しい試みのアプリ作ったから見て見てという人など様々で、ニューヨークでのゲームへの姿勢が垣間見れる面白いイベントでした。
ちなみに、ゲーム学部の学んでいる場所もチラ見ができて、それも面白かったです。
↓イベントの公式サイト(英語)
The NYC Arcade | NYU | Game Center
会場の全体風景
こんな感じで大盛況!
ゲームがたくさんプレイできて楽しい雰囲気です。子供もいました。
無料のちょっとした軽食も。意外にもヘルシーな内容。
おまえら野菜を採れということでしょうか。
ゲーム紹介
日本語がたまに出てくるドット絵横スクロールアクションゲーム。
かわいらしい3Dアクションゲーム。
ホードゲームもいっぱい!
ボドゲ×PCゲームというのも。
これはなんと手をかざしてそれを動かしてゲームする新しい試みのゲーム。
テーマはアメリカ人が大好きなゾンビw
手をパタパタさせて操作します。
もちろんアプリゲームもいっぱい。
これはエンドレスで上へジャンプするゲームだったと思います。
サムスンのスマホをがぽっとはめてオキュラスみたいな風味になるマシンありますよね。(ざっくりですみません)それ向けのゲームを出しているところも。
音にこだわりを持つゲームも結構あります。
このゲーム一人で2年かけて作ったんだ!という制作者に、普段は何をしている?と聞いたら、ミュージシャンだよと答える人まで。音楽って結構重要かもしれませんね。
ハンドルを操作してプレイするレーシングゲームも。
何だか大勢がプレイしているものが・・
ボンバーマンっぽい感じのゲーム。
すごい大勢(15人以上)がこのゲームを同時にプレイ。
そしてどうやら自分のスマホから操作しているみたいです。
今回の1位は・・○○〜!のように実況していて、本当に楽しそうでした。
全然うまく撮れなかったのですが、ジャンプしてどこまで上がれるかスコアを競うゲーム。
私がなぜか異常に高得点をとり続け、15分くらいプレイし続けたゲームです。(多分本来は長くても1分くらいのゲーム)最初は、わあ!今日の最高得点が出たね!と言われていたのですが、あまりにも私が失敗しないので、最終的には場を完全に白けさせてしまいました。
ゲームが下手な私がこんなに長くプレイができてしまうなんて、ゲームバランスの再調整が必要だと思いました・・wでも簡単で面白かった〜。
手作り感が溢れるブースw
バッファローをタイミングよくタップすると自動で歩き、障害物に当たらないようゴールへ行かせるゲーム。パズルっぽいです。
これは逆に全然クリアできなくて、それはそれで場を白けさせてしまった。
ゲーム学部をチラ見
NYU Game Centerと名前がついた筐体がありました。
制作したゲームをこれでプレイしたりできるんですかね。
3Dプリンタっぽいものや、工具っぽいものもあり、自分が作りたいゲームを作れる環境がありそうです。
学生たちがラボ?談話室?で普通に過ごしていました。
文化祭時に疲れて空き教室で友達としゃべっているような感覚かもしれません。
落書きなど小さなこともゲームにまつわることが多いので、いちいちキュンキュンしていました。
あとは、ミーティングルームでがっつりミーティングをしている生徒もいて、議題はなんなのだろうか・・とかなり気になりました。
まとめ
ゲームの内容について特にアプリゲームは、日本のようなソシャゲ感のあるものはあまりなく(インディーズが開発しているからかもしれませんが)、パズルなどのカジュアルゲームがやはり多かったです。アメリカらしいですね。
ビジュアルはドット絵などかわいい系が多く、基本プレイ無料のものが多かったです。
ガチャシステムを導入しているゲームもあったのですが、超流行ったクロッシーロードのように、プレイできるキャラが手に入るけれど、特にそのキャラを使ったからと言って、いいことはないというスタイルが多かったです。
つまり全体的にマネタイズ弱い系が多いと感じました。広告で稼ぐんだとは思いますが。
今回でおそらく7回目を迎えたThe NYU Arcade。年に2回ほど開催しているようです。
若い力渦巻く活気あふれた場所で、これからももっと規模が大きくなっていく可能性があると感じました。
あと単純にゲームがたくさんプレイできて楽しいのでオススメ。
公式サイト:The NYC Arcade | NYU | Game Center
NYU Game Center(ゲーム学部):NYU | Game Center
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