ニューヨーク公共図書館で開催されたFacebook for Businessに行ってきた
ニューヨーク公共図書館でソーシャルメディアに関する講演会が行われたので行ってきました。
メインテーマはビジネスでのソーシャルメディアの活用(Social Media for Business)について。
アメリカではどうやってSNSがビジネスで使われているのか知ってみたかったので参加しました。
全6回の内容で、今回は2回目、フェイスブックに関することでした。
Facebook for Business - 12 Secrets to Market Your Business Better!
おすすめサイト
iPhoneの使い方からプログラミンのことまで。
月額$38かかるところが、ニューヨークのライブラリーカードがあれば無料で使える。
ソーシャルメディアマーケティングインダストリーレポートという書籍が、無料でダウンロードできる。
ソーシャルメディアに関するニュースはここで収集を。有名どころ。
講義内容メモ
後日、パワーポイントをメールで送りますと言われていたので、全く写真を撮っていなかったのですが、送られてこなかったため、メモのみ。
カスタマージャーニー。
ソーシャルファンネル。
Content→Connection
無駄な情報をシェアできない。
顧客が欲しいものを見つける。
ソーシャルメディアは時間のかかるマーケティング方法。
なので、誰が顧客でそれを分析することがまずは重要。
目の前のことにすぐに飛びついてスタートさせるのではなく、最初に道筋を立てることが重要。
Facebookの若者離れの原因は、Facebookに親がいるから。(そういえばフェイスプック離れの原因を、アメリカ人誰もがこう言う。)
どのソーシャルメディアを使うかというのはどれを自分が使えるかというのと、顧客がどのメディアを使っているかということベースに考えたほうが良い。
FBにはコンテントが溢れかえってしまっている。
誰もコンテンツにエンゲージしてくれないと、全く見てくれないということが起きてしまう。
スマホの重要性
画面は小さい。表示できる情報は限られてしまっている。
Success = Audience × Engagement
オーディエンス、エンゲージメントどちらかが0でもダメ。
Likeが1、コメントをつけるが3、シェアが5のようにFBはエンゲージメントを計算している。
Content is King
FBのファンをお金で買った人がいる。トルコとかロシアから・・でも彼らは絶対にコンテンツを見ない。それではダメ。正しいファンを獲得しなくてはいけない。
12個の実用的な方法
1. 80/20
20%だけ自分のことを話す。
80%は顧客のことを思ったことを話す。
2.カレンダーの有効活用
フードサンプリングします、こういうイベントします、エキスポします・・。などなど。
それをポストするのと、そのイベントがあるので、何日前にはその告知をポストしよう。その前には他のポストを使用とカレンダーを基準にポスト内容をコントロールすることも必要。
3. 企業アカウントと個人アカウントを紐付ける
企業アカウントに切り替えて活発に他人のコンテンツをlikeしたりコメント。結果として似たような内容のコンテンツをキュレートして読むこともできる。
4. 面白いことが起こったらスケジュールになくてもポストする
5. 正しい時間に行動をする
みんなが寝てる時間にシェアしても意味がない。営業時間前がいいかもしれないし、ランチタイムや午後かもしれない。これは分析をする必要がある。
金曜日と月曜日は良くないという一般論はある。6-8am 2-5pmが多い。
6. ポストの長さの最適化。
短い方が良い。一瞬で読めるくらいで。ただ、YO!とか意味のないものはダメ。
もし長い内容を書きたいときは、二つのポストに分けたりする。
7. コンテンツのタイプの最適化
写真と一緒の方が基本的に良い。ただストックフォトをポストするのはあまりオススメしない。質問形式、AとBどっちがいい?というのも効果的だったりする。
動画は力を持っているけれど、作るのが難しい。5秒以内で次の5秒を見たいと思わせる動画を作る必要がある。
個人的なFacebookでシェアするようなことを企業版にして出すのもあり。5年前の私→5年前のお店の様子など。
8. 読ませるのではなく、見せる
最高を見せればそれで十分。インフォグラフィックもとても有効。ストーリーの全てを書くのではなくて、印象的な部分を効果的に抜き出して書くのも良い。
9. そしてその上でコメントでのやり取り
ポストに関してのコメントに反応する。
10. この段階で新しいlikeの獲得のために広告を出す
タイミングももちろん見て。
クッキーのお店をコンサルタントした時は、この段階でユダヤ人の祝日前にアドを出した。ユダヤ人のコミュニティもそれほど大きくないので、一人が反応してくれると、次から次へと反応してくれた。
11. Facebookアドバタイズを出す。
アドマネジャーをまずは使うようにすること。ただ思ったほどそんなにコスパは良くないので過度の期待は注意。
12. インサイトを利用して分析をすること。
Facebookページに来てくれている顧客を知る。
メモは以上。
アメリカはやっぱりFacebook大国。本当に誰もがFacebookページを持っていて、毎日アクセスしているように見受けられます。
今回のセミナーは主に店舗を経営しているようなオーナーの方向けだったのですが、年齢層高めな方が参加している気がしました。
アメリカではそれくらい、ビジネスにおけるSNSの利用はまだまだ注目されているし、誰もがスタートさせなくてはいけないポジションにあるのかもなと感じました。
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