TEDx New York Salonに行ってきた
せっかくアメリカにいるんだったら、TED?と思い付き、行ってみました。TEDx ニューヨーク。
「Food in Our Lives」 by Ron Grossという会に参加してみました。
結論を言うと、プレゼンを聞くというよりはディスカッションをする素敵な場でした。
TEDxって何?
wikiによると
TEDの精神である「ideas worth spreading」 のもとに、TEDからライセンスを受け、世界各地で発足しているコミュニティー。TEDの名称は使用しているが、運営や人選、設営などにTED本体は関与していない。
読み方は「テッドエックス」
ちなみに、「x」は09年に東京を皮切りにスタートしたそうです。知らなかった・・。
調べてみると東京の規模はかなり大きく、そして東京以外でも日本各地で開催されています。ちなみに、誰でも条件をクリアすれば、TEDxとしてイベントを開催できるみたいです。
ニューヨークサロンについて
・6年目
・ニューヨークで唯一のサロン
・参加無料
会場の雰囲気
・会場は小さめ。50人くらいが入る。でも満タンで椅子がさらに足された。
・他のカンファレンスと比べて、とってもアットホームな感じ。出席者同士や、主催者でかなり喋っている。
・年齢層もまちまち。10歳くらいの女の子から、80歳のおばあさんまで。
・アメリカ人ばかりかと思ったけれど、国籍もまちまち。
TEDxの内容
食についてです。全体で1時間半ほどありました。
開始前に、ロン(今日のプレゼンテーター)は来てくれた人全員と挨拶。
そして開始すぐに、過去のTEDでプレゼンされたこちらのビデオを20分ほど見ました。
Mark Bittman: What's wrong with what we eat | TED Talk | TED.com
こちらのプレゼンの内容をまとめると、
最近の人は肉を食べ過ぎてる。もっと野菜を食べたほうがいい。
という感じです・・w
その後、7~10人程度のグループを6つ作り、ディスカッションを行いました。
テーマは上の緑色のプリントにある4つ。
・あなたにとって食とは?
・間違った食生活の中でも、一番大切なものは何か。
・食生活において、辛いけれど変えたいと感じることは何か。
・世界中で、平等で健康的そして持続可能な食のニーズを満たすため、どのようなことをしていけば良いか。
ただ、みなさん意見たっぷりのため、私のグループは結局2番目の質問の途中で時間終了となりました。
そして最後に、全員で1つの大きなグループになり、意見を言い合います。
この時もみんな意見を言いたくて仕方がない様子。歳も国籍も関係なく、みんなで食について考え、意見を言い合います。
去年からベジタリアンな人、将来的にはビーガンになりたい人、そもそも食についての教育がなってないよね、レストランももっと気を使うべきだよね、などなど、それぞれの人たちが他の人の意見を尊重しながら自分の意見を述べていきます。
そしてまだまだ意見を言いたい人がたくさんいながらも、時間が来たので終了しました。
いろいろな背景を持った人たちが、そういうバックボーン関係なく自由闊達に意見を言える場としてTEDxが提供されており、とても素敵でした。
日本の場合、区役所や市役所がこのような場を作っている場合もありますよね。ただ、参加メンバーは残念ながら今回のように、バラエティに富んだものではないと思います。
なので、TEDxはそういう現状を打破する素晴らしいツールになる可能性があるなぁと感じました。
TEDと付くだけでなんだかかっこいい感じがしますし!