【NYデザイン勉強】パーソンズでデザインの基礎授業を受けたら、やっぱり日本と違ってた
パーソンズ(Parsons the new school)にて授業が始まりました。
デザインの基礎授業、Graphic Design Basic Coreという水曜日、金曜日週2回の授業が始まり、早速2回分受講してきたのでそのレポートを書きます。
- 水曜日の授業
パーソンズのブランディングとして最近ロゴを新しいフォントにする取り組みがあったそうです。↓こちらが現在のフォント。
このフォントには、ダイナミックさやフレキシブルさなどの思いが込められています。
よく見てもらえるとわかるのですが、PとNが長く、Oと最後のSも少し長いですよね。実はこのフォントは3パターンあるんです。普通のサイズ、少し横に長いサイズ、さらに横に長いサイズ。それらを組合せてロゴを表現しています。
現在、パーソンズの配布物や、パンフレット様々な文字を使うところではこのフォントが組み合わさって使用されています。
何かをデザインすると言っても見た目のかっこよさだけでなく、思いを込めて意味のあるデザインになっているというお話でした。
ただ・・その後生徒から、「このフォントほんとにこれでいいの?自分にデザインの知識はあまりないけれど、正直スタイリッシュではなく見える・・」という意見がでて、ディスカッションしていました。
私も実は、かわいいロゴだけど、スタイリッシュなデザインの学校なのに、ちょっと間抜けっぽいなぁ(失礼)と思っておりまして・・。
先生も「実は生徒たちからはそういう意見が多い」とおっしゃっておられました。
その後も熱い議論が続いていたのですが・・残念ながら私の英語力がなく、どんな話をしているのかが分かりませんでした。orz
今後と課題について
今後は、もっと詳しいタイポグラフィやデザイン基礎を学びつつ、グループワークを交え、ある組織のリブランディングをしていくとのことです。(グループワークの英語は超不安)ちなみに授業は15人くらいで行っています。
課題は、組織を1つ自分で選ぶか、新しく組織を作り、そのリブランディング(ブランディング)プランを考えてくる、です。ロゴやポスターなどはまだ制作せず、まずは概念的な部分を考えます。また、競合となりうる3組織を選び、そこのロゴやポスター、広告なども調査します。
- 金曜日の授業
金曜日の授業は学校にあるMacを使用し、Adobeソフトの基礎を勉強します。初回はイラレ(アドビイラストレーター)についてでした。
本当に基礎なので、四角形を描いたり、ベジェ曲線を描いたり・・。
先生のお手本を見て真似ればいいので、英語が分からなくてもついていけるところが最高です!
余談ですが、日本だったら、PCはWindowsですか?Macですか?と聞きますよね。こちらでは、Mac持ってる?PC持ってる?と聞かれます。
そして面白かったのが、隣の人の自画像を描こう!でした。
席をひとつずらし、そこの席に座っていた人の顔を描こう、ということでした。
みんなイラレ初心者、かつ外国の人たちなので、私にはとても新鮮な自画像が制作されている気がしました。
そして5分くらい描いているとまた席替え。今度は2つ横にずれて〜!と先生。そこでも、その席に一番最初に座っていた人の顔を思い出しながら、前の人の続きを描きます。
そしてそれを繰り返し、教室内をぐるっと1周しました。
最後に出来上がった自画像を見み、席に戻ると・・・なにこれかわいいw
そしてなぜ自画像(他画像?)をみんな描いたかというと、それは課題に関係しているからなんです。
課題について
課題は、フォント(文字)だけでポートレイト(自画像)を描くこと。
課題もなんだか独特です。
そして私が作った自画像がこちらです。
このような作品制作なんて高校の授業ぶりくらいでしょうか・・・。
提出は今週金曜日のため、なんと先生に言われるのかもドキドキです。