ニューヨーク図書館で「Marketing Mix」についてのセミナーに行ってきた
マーケティングミックスについてのセミナーに出席しました。アメリカのマーケティングとは?考え方からしっかりと説明してもらいました。
講演者の方は普段、スペイン語系の人たちがニューヨークでマーケティングをするときにサポートしているそうです。
Marketing Mix
顧客を知ってると思いがち。理解していないことが多い。
ウォルマートで来週買い物をした人は?ここにはいないですよね。(マンハッタンにウォルマートはない)でも実はウォルマートはアメリカでナンバー1の売り上げ。
なんだかんだ知らないことが多い。顧客は誰なのか。しっかり知ることが重要。
ターゲットコンシューマを設定するのも重要。
どうやってやるか。
まずは推測する。
図書館にだってリソースはある。リサーチをする。
顧客は価格ばかり見てると思っていないか?
グランドセントラルで列に並んでる人に質問すると、なんで並んでるかわからない。価格も知らないという人もいるのだ。
グラフィックデザインを発注する時でも、この会社はグラフィックデザインがわかってないと思われると、かなりモチベーションを下げてしまう。
何がユニークなのか知るべき。
車の馬力で顧客はその車を買うことにするか?そうではないはず。セールスマンが素晴らしかった。車が良かった。奥さんが好んだ。そいういう理由のはずだ。
デルタ航空の例
テクノロジーが素晴らしくて、とても高級のエアバスを購入した。それで顧客満足度が上がると思っていた。ただ、顧客がデルタ航空を好きな理由は、提供されたジンジャークッキーが良かったからだったのだ。
現在持っているプロダクトの顧客への価値を測る
ターゲットカスタマーのプライオリティを確認しててどのくらい重要かを点数つけてみる。次に自分の商品の点数をつけてみる。そしてトータルを見る。
その中でも素晴らしい数値になっているものが強みとなる。
ただ・・ここにさらにカラムをたす。Perception(認識)というもの。そうするとギャップが見えてくる。
消費者を知っているか?彼らの目線で商品を見られているか?
テレビを利用をしない若者。SNSばかり。そういう人物が広告マネージャーになって、SNSのキャンペーンをやります!となることも多い。でも、SNSのキャンペーンが失敗することも多い。例えば車を買うときにSNSのみを重要視するか?
本当に消費者を知ることが大事。
SNSのインフルエンサーの影響力はある。意図的な広告でないところが評価される。ただ、全くこちらが思っていないような表面的な広がりをする可能性もある。
とてもとても重要なポイント。
コカコーラは栄養素とかそういう話をしてるか?コカコーラを飲むとみんながハッピーになれる!という風に広告してる。
バランスを言っている。素晴らしい家庭にはバランスが重要。
*JCPennyはブランドのディスカウント商品を扱うチェーン店。
テニスの選手。ただその選手は広告内で時計をつけていない。彼そのものが素晴らしいので、時計をつける必要がないからだ。
巨人に戦いを挑むと、辛いことが起こる。マーケットから叩き出される
商品でなく、価値を伝えている例。
メディアはたくさんやってみて。テストして。ただ目標をしっかりと設定して。競合はどこからでも入ってくるから、気をつけて。
顧客を知るのに効果的なことは?
フォーカスグループインタビューをする。そして顧客を知る。
以上。
ベーシックとなる根幹の内容でしたが、アメリカ流の教え方や英語など勉強になりました。そしてこういう情報を公共で無料で教えてくれるというところが、ニューヨークの良いところだと思います。
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