電車で見るニューヨークのスマホ使用事情
ニューヨークの地下鉄は東京のようにネットが使えるわけではありません。
なので日本と違い、地下鉄内でスマホをいじっている人は少数。
他の人は、話していたり、何もしていなかったりしています。
実際みんなは何をしているの?を見てみました。
割合で言うと、
何もししてない人(ただ座っている人、立っている人):54%
話をしている人:20%
寝ている人:5%
本を読んでいる人:10%
スマホを触っている人:10%
その他(楽器を引いたり、歌を歌ったり、物乞いをしたり・・):1%
スタイルも割合も日本と結構違いますよね。
※割合は私の感覚なので、全然違う・・と思っていらっしゃる方がいたらすみません。
そして、その中でもスマホを触っている人は何をしているのかこっそり覗いて見ると
SNS:60%
ゲーム:40%
SNSはネットが繋がっていないので、ネット環境でダウンロードしたものを読んでいるようです。
そしてゲーム。
どんなゲームをプレイしているのかなと見ると、キャンディクラッシュソーダーやポコパン的なルールの、何か見たことのないパズルゲームをプレイしています。
また子供がiPadを持って、子供向けのゲームをプレイしているのも見たことがあります。
アメリカでの売り上げトップ1はClash of Clans(クラッシュオブクラン)なのですが、それをプレイしている人は今まで見たことがありません。
クラッシュオブクランは同期型の対戦ゲームのため、確実にネット環境が必要なのと、iPhoneでは画面が小さすぎるのでプレイしづらいということがあるので、ニューヨークの皆さんはやはり家でプレイしているんですかね。(そしてひょっとするとiPadで)
また、パズルゲームをプレイする要因の一つとして、ニューヨークの地下鉄が非常に揺れる、ということもあげられるのではと思っています。
線路が古いせいかガタガタとよく揺れ、日本の電車のように立っていられません。どんな屈強な黒人の方も、確実に車内にある棒を掴んでいます。
ドアにももたれかかることもありますが、「ドアに寄りかからないでください」と注意書きがあるので、ためらいます。
こんなに揺れている中、指先を繊細に動かすようなゲームをプレイすることは難しいです。時間制限のないパズルゲームをプレイするのがやっと。ちなみに立ってプレイしている人はほぼいません。みんな座ってプレイしています。立っているときは集中していないと、電車の揺れでたおれそうになりますw
日本だと、電車に乗っている時間のような隙間時間をねらったゲームが多くありますが、ニューヨークではスタイルが全く違うため、電車内では確実に同じような遊び方はしていませんね。
やはり世界に発信したいスマホアプリであれば、各国のライフスタイルも含めていつどんなときにアプリを使うのか、というのをきちんと考えて制作する必要があそうです。